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自然体験

弁護士 森 亮介

和歌山市では、雪が降ることはほとんどありません。そのためか、私の子どもたちは、ニュースなどで雪が積もっている映像を見ると、どのような世界なのか興味津々で、目をキラキラさせています。私の地元の新宮市でも雪が降ることはほとんどなかったため、小学校の授業中に雪がちらつくと、先生が授業を中断してくれて、みんなではしゃぎながら運動場を走り回った思い出があります。そこで、子どもたちが雪遊びできるところを探したところ、那智勝浦町で「南の国の雪まつり」(-長野県白馬村から雪を運び込み、雪遊び体験ができる祭り-)が開催されることを知り、参加してきました。子どもたちは、「つめたーい」「すべるー」「ゆきだるまつくろう」等と言いながら、大喜びでした。帰り道、次は雪国に行って、かまくら・イグルーづくり、そり滑りなど、本格的な雪遊び体験をしようかと、話をしながら帰ってきました。

私自身、自然豊かな環境で幼少期を過ごしました。山でかくれんぼや秘密基地づくりなどをして木や土の感触を味わったり、池でブラックバスを釣ったり、川や海で魚などを捕まえて捌いて食べたり、自然の中で遊び尽くした少年時代でした。川で「ヤツメウナギ」を捕まえ、中学校の理科の先生に見せに行ったところ、新聞社の取材を受け、「中学生トリオ、ヤツメウナギ捕まえる!」と新聞に掲載されたこともありました。

自然体験により培った、集中力、柔軟な思考力、危険を察知する判断力などが、大人になってからも役に立っています。自然は、子どもたちへの大切な贈り物を用意してくれていますので、子どもたちには、たくさんの自然体験(五感を通じて自然に触れる原始的な体験)の機会を提供できればと思っています。私自身も、自然に触れたり、童心にかえって子どもたちと遊んだりすることによって、頭と体をリフレッシュでき、仕事への活力となっています。

環境・生物学者のレイチェル・カーソンは、著書『センス・オブ・ワンダー』の中で、「知る」ことは「感じる」ことの半分も重要ではない、と述べています。さあ、次はどんなわくわくする自然体験をしようか!