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世界陸上の意外な楽しみ

弁護士 浅野 喜彦

 今月、東京で開催された世界陸上は、各種目ともたいへん見応えのある大会でした。織田裕二さんが司会を務めるテレビ中継も、昔に比べると少し落ち着きがあって、鑑賞しやすかったように思います。

 ところで私は、競技そのものもさることながら、シューズ、ウェアなどのスポーツ用品が好きで、そのために学生の頃はスポーツ用品店でアルバイトをしていたくらいですから、テレビ中継でも、ついそこへ目が行ってしまいます。なかでも、今回あらためて感じたのは、選手たちの履いているスパイクのメーカーが昔より豊富になったことです。

 私が中学の陸上部に所属していたとき、周りの人が使っていたスパイクやランニングシューズは、ほとんどがアシックスかランバード(現ミズノ)でした。お店に置いてあるのも、アシックスが8割、ランバードが2割という印象で、それ以外の陸上シューズはほぼ見なかったと思います。

この2つの国産メーカーは世界的にも大きなシェアを持っていました。私の記憶が正しければ、カール・ルイスはミズノと契約していましたし、ボルディンやイカンガーのようなマラソンのスター選手はアシックスの広告キャラクターをしていたように思います。

 しかしその後、陸上競技をめぐる環境は大きく変わりました。2000年代に入ると世界的なマラソンブームが起こり、この頃から、日本でも、ナイキ、アディダスなどの海外メーカーを履く人が増えたように思います。需要の増加を見込んで、両雄がアジアの陸上シューズ市場に本腰を入れるようになったのかもしれません。その後、ナイキが「厚底シューズ革命」を起こしたことも、それに拍車をかけたでしょう。

 今回の世界陸上では、私の知らないロゴのシューズを含め、実に様々なメーカーのシューズが見られました。日本人選手を見ても、たとえばサニブラウン選手はプーマ、田中希実選手はニューバランスのスパイクを履いています。選手はおそらく、各メーカーの技術、機能、デザイン、契約条件などを総合して、納得のいく一足を選んでいるのでしょう。シューズ開発の過程や、選手のこだわり、メーカーとの契約に至る経緯などを特集する記事が組まれたら、ぜひ読んでみたいものです。

 今年の世界陸上は終わりましたが、今後の陸上競技では、選手たちの戦いだけでなく、シューズメーカーの戦いにも注目すると、面白いのではないでしょうか。