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東京出張 ~とある一日~

弁護士 岡 正人

今年は、日本弁護士連合会(日弁連)の理事として、毎月、霞が関にある日弁連会館に出張しています。理事会では、予算決算を始めとして、日弁連執行部が提案した各種議題を通じて日弁連の方針決定を行っています。理事会では、全国の弁護士会の会長が理事になるほか、弁護士会連合会(例えば、近畿弁護士会連合会や関東弁護士会連合会など)の理事長も理事になります。加えて、大規模単位会には会長とは別に理事の枠が割り当てられており、合計すると70名ほどの理事が参加して、会議を行っています。

 1日目

概ね木曜日に開催されるのですが、開始時間が午前10時45分となっています。東京・霞が関に午前10時45分に到着しようとすると、和歌山駅を午前6時発のくろしおに乗る必要があります。毎回、起きるのも必死です。

始まった会議は、お昼休み以外、午後4時半まで途中10分くらいの休憩を除いて延々続きます。「お昼休み」と言いましたが、お昼にはお弁当が提供される一方、理事会とは別の、小規模弁護士会協議会なる会議が開催され、和歌山も当然、小規模弁護士会なので、そこに参加することになります。

こうして一日目が終わっていきます。ただ、理事の仕事はこれで終わりません。1日目の理事会終了後には、基本的に、懇親会がセットされています。しかも、ほぼ毎回です。現時点で、来年3月までスケジュールが決まっています。懇親会は、近畿弁護士会連合会の内部のこともありますが、九州弁連や四国弁連など他の弁連との意見交換を兼ねた懇親会というのが通常です。また、日弁連オフィシャルの懇親会もあります。5月は日弁連の役員披露宴でしたし、1月は弁護士法施行150年記念行事として、各界の来賓を招いて立食会をする予定のようです。さすがに、朝5時起きで臨んでおりますので、懇親会が終わった時点で二次会に行く元気はありません(たまに、一人で締めラーメンをする程度です)。

 2日目

朝9時30分から理事会が始まります。2日目のお昼はお弁当こそ提供されるものの、拘束されることはなく、比較的ゆっくり過ごせます。2日目の会議は、午後3時ころの終了を目標として開催されますが、審議状況如何によっては当然、延びます。また、回数は少ないものの、2日目終了後に各地の弁連とのブロック協議会が開催されるとなると、せっかく3時に終わったのに、その後、午後5時からブロック協議会、午後6時半から懇親会という運びになります。こうなると、その日のうちに帰ってくることはあきらめる方向になります。

 

概ね毎月、このような出張を行っています。疲れる一方、理事会で白熱した議論を聞いているとそこに参加できていることに喜びを感じることもあります。どうしても事務所を不在がちにすることが多く、依頼者の方々をはじめとして、皆様にご迷惑をお掛けするかもしれませんが、体調に留意しつつ、課された役割を果たせるよう、来年3月末の任期終了まで頑張ります。